ケースの基礎知識
■ケースの選び方
ケース自体はパソコンの性能に直接影響するようなことはほとんどないが、 拡張性に差が出る。特にベイの数。ベイとは光学ドライブやFDDを取り付ける部分のことだが、 CD-ROM等を取り付けるベイを5インチベイ、FDDやMOなどを取り付けるベイを3.5インチベイと呼ぶ。
また、ケースの内側に隠れて見えない、ハードディスクを固定するためのベイをシャドウベイなどと呼ぶ。 5インチベイや3.5インチベイにはドライブだけではなく、USBやフラッシュメモリなどのインターフェースやケース内の温度計、 小物入れなんかもこのサイズに合わせた物が売られているので、いろいろ付ける人はたくさんあるほうがいい。
ケースによってはドライブやハードディスクの脱着がワンタッチでできるようなものがあったり、 フロントパネルにUSBコネクタがあったりという付加価値のあるケースもある。 まあでもやっぱりケースはデザインも重視したい部分だろう。
最近ではCPUその他各パーツの高発熱化に伴い、 ケースの冷却性能としてエアフロー(空気の流れ)が重視されるようになってきた部分もあり、 高性能PCを組む場合はそこら辺も考慮すべきだろう。
■ケースの規格
ケースにはマザーボードと電源を含めたいくつかの規格がある。 この規格によって、マザーボードをケースに固定するネジ穴の位置や拡張スロットの位置、I/Oポートの位置など、 あらゆる部分が規格化され、どのメーカーのケース・電源・マザーボードを組み合わせても同じようにポン付け可能なのである。

COOLER MASTER CENTUIRON5(ATX)
- ATX
-
ミドルタワーのケースを使用する、現在主流で最も一般的な規格。
ケース、電源、マザーボードのどれをとっても製品が豊富なのでとりあえずこれにしておけば間違いない。 - microATX
-
ミドルタワーより一回り小さいミニタワーのケースを使用する。
マザーボードはATXの物の下の方を少しカットしたようなサイズで、PCIスロットの数が少なめ。 中にはスリムタワー型のケースもあり、コンパクトPCも作れる。 拡張性以外の機能的にはATXのマザーボードと変わりはない。 ケースへの取付穴の位置もATXと共通するため、ミドルタワーへの取付も可能。 - miniATX
-
最近流行のベアボーンに使われる規格。
ケースもマザーボードも超小型でコンパクトなPCが作れる。 その分拡張性はかなり犠牲になるが。 - (BTX)
-
ATXにかわる新しい規格としてまだ発案段階の規格。
CPUの高性能化に伴う発熱量の増加に対応して、冷却効率を高めることを重視したパーツレイアウトになる。 しかしこれが主流となるのはまだ先の話のようなので当分はATX主流が続くだろう。
■電源ユニットの基礎知識
パソコンの周辺機器には必ず電源が必要になるが、 各装置へ電源を分配しているのが電源ユニットの役目。
電源ユニットではその容量が重要になる。 接続機器の数や種類によって必要な容量は違ってくるが、ごく普通の構成なら400Wあれば問題ないだろう。
電源容量が不足している場合、突然PCの電源が落ちたりしてしまう。 また容量ぎりぎりで動いていた場合、現時点では問題なくても何かハードウェアを増設したとたん電源が入らなくなったりと言うこともありえるので、 電源ユニットの容量には余裕を持っておくべきである。
また電源には冷却ファンが必ず付いているが、安物の電源だと騒音が激しい。 最近は静音パソコンを組むのが流行っているようだが、電源も静音タイプを選びたい。
ケースには電源が付属の物とそうでないものがあるが、ケース付属のものは大抵安物。 まあ最初は電源付きケースを買って、容量や音に不満が出たときに買い換えるのが良いだろう。

EVERGREEN SILENT KING-3(450W)

トップページ