トップページ パーツ基礎知識 ハードディスク

ハードディスクの基礎知識

スポンサードリンク

ハードディスクの役割

ご存知のとおり、ハードディスクはデータを保存しておく装置。メモリと違い、物理的にデータを保持しているため電源を切ってもデータは保持されたまま。そのため、あらゆるデータを詰め込んでおくのに適している。


MAXTOR 160GB 7200rpm S-ATA

ハードディスクの選び方

ハードディスクに関してはまずは記憶容量。当然たくさん入る方がよい。あとは速度性能的な指標で、回転速度が速く、バッファ容量が大きく、シークタイムの出来るだけ短い物を選ぶ。このへんの性能を予算と照らし合わせて決定する。

また、これから買うならシリアルATAが良い。規格として将来性があり、面倒なジャンパ設定などもなく、配線のとりまわしもしやすい。

そしてハードディスクはシステムインストール用とデータ保存用の2台用意するのがベスト。その場合、特にシステムインストール用には容量よりも速度を重視して選ぶのがよい。現在の主流は回転速度が5400rpmと7200rpmの物だが、両者の間では特にOSの起動時間などに結構な差が出てくる。

あとは静音性。ハードディスクは磁気ディスクをモーターで回転させて動かしている為、回転音が発生する。CPUファンやケースファンを静かな物にしても、ハードディスクの駆動音が意外とうるさかったりする。駆動方式として流体軸受というタイプが比較的静か。なかなかスペックとして数値に表れにくい部分なので難しいが、評判などで判断したいところ。

ハードディスク関連のの基礎用語

ATA(IDE)
ATAとはハードディスクとマザーボードの接続規格。中でも主流はATA100やATA133。後ろの数字はデータの転送速度を表し、数字が大きいほど速い。ただ、ATA100対応のマザーボードにATA133のハードディスクをつないでも問題なく動く。逆の場合でも同じ。ただしこういった場合、ATA100として動作するので133の性能は生かされないことになる。
ATAという規格はデータの転送方式がパラレル方式だが、ATA133で規格としての性能に限界が来ている。
パラレルとは並列を表し、例えば8bitのデータなら8個の信号を8本の線を使い、同時に転送する。しかし速度を上げていくと同時に送るデータの同期が取りにくくなってくる。つまり8bitなら8個のデータが同時に転送されれば良いわけだが、実際は微妙なズレが発生しており、速度をあげるほど、その微妙なズレが影響してきて正しく転送するのが難しくなってくる。そこで新しい規格としてシリアルATAという規格に移行しつつある。
Serial-ATA(IDE)
シリアルとは直列を意味する。従来のATAとは違い、データをすべて1bitずつ転送する。単順に考えるなら、一度に複数bitを転送するATAの方が速いが、パラレルのように同期をとるという必要がなく、単純に速度を上げていける。
またS-ATAは従来のATAとは違い、マザーボードのS-ATAコネクタ1つに対し、1台のハードディスクしか接続できない。ただその分、ジャンパによるマスターとかスレーブとか言う設定は不要になる。

MASTERとSLAVE
ATA(IDE)接続のハードディスクの場合、ひとつのIDEポートに対して2台の機器が接続できる。この2台をマザーボードが区別するために、2台の間には優先順位をつける必要がある。それがMASTERとSLAVEである。設定の仕方はコネクタの横にあるジャンパピンによって行う。2台の機器のどちらをどちらに設定しても特に違いは出ない。OSに認識されるドライブレター(CとかDとか)の順番に影響するくらい。
回転速度
ハードディスクはスピンドルと呼ばれるモーターによって回転しており、高速なものほど読み書き速度も速くなる。現在の主流は5400rpmとか7200rpmのもの。また、高速回転するものほど騒音も比例して大きくなると考えられるので、高速なものでも静音をうたっているものならばそれに越したことはない。
単位はrpm(アールピーエム)。
プラッタ容量
ハードディスクは金属の円盤を複数枚重ねた構造をしている。この円盤のことをプラッタと呼び、一枚あたりの容量のことをプラッタ容量と呼ぶ。総容量が同じならば、プラッタ容量の大きいほうが性能が良い。製品によってはこのプラッタ容量を非公開にしている物もあるので、選択基準としての重要性は薄い。
単位はB(バイト)
バッファ
ハードディスクに内蔵されたキャッシュメモリで、単位はB(バイト)。CPUとハードディスクの速度差を埋める役目をする。当然容量が大きいほど高速なハードディスクになる。
シークタイム
ハードディスクは磁気ヘッドを動かし、プラッタ上のデータを検索する。そのヘッドが動き、そして実際にデータを探し出すのにかかる時間を表す。数字が小さいほど速いというわけ。
単位はms(ミリセカンド)