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メモリの基礎知識

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メモリの役割

メモリはいわばデータの一時保管庫。

CPUはハードディスクに保存されたプログラムやデータを元に処理をするが、ハードディスクはCPUに対してデータの読み書き速度が遅いため、直接やり取りしていたのでは処理速度がハードディスクの速度に依存してしまうことになる。

そこでCPUとハードディスクの間にメモリを介してデータのやり取りを行うことで、処理を速度を向上させている。しかしメモリは電気的にデータを保持しているため、PCの電源を切ればデータは無くなってしまうので、あくまで一時保管用。

プログラムを動かすととりあえず高速なメモリにデータが読み込まれる。そしてCPUはメモリからデータを取り出し、処理をする。

しかしメモリの容量が少ないと一時的に読み込むデータが入りきらず、不足分を補うためハードディスクの一部を仮想メモリとして動かすことになってしまう。これをスワップと呼ぶが、ハードディスクの読み書き遅いため、そこで砂時計が発生したりするわけだ。

結局、いくらCPUが高性能でもメモリが少なくては意味がないということ。メモリは体感的なスピードに大きく影響するので容量には余裕を持っておくべき。

しかしただやみくもに容量を上げれば良いというわけでもなく、スワップが発生しない限りは速度に変化はないので適度でよい。むしろ多すぎる場合はCPUによる管理が大変になり、CPUの能力が削がれてしまうため、速度低下を招く可能性がある。


DDR3 SDRAM

メモリの選び方

メモリは現在のところ240ピンのDDR3 SDRAMが主流。Windows7なら最低でも2GBは欲しい。

性能的にはマザーボードの対応範囲で出来るだけ速度の速い物を選べばよい。仮にマザーボードの対応範囲を超える物でも将来性を考えてそれにするのもあり。

またメモリは相性問題が発生しやすく、マザーボードとの相性が悪いと認識してくれないなんてこともありえる。特に格安バルク品などに起こりやすいようなので、安心を買うならある程度名の通ったメーカー品が良い。

メモリ関連の基礎用語

速度表記
メモリの速度表記は例えばSDRAMの場合、PC100とかPC133などと表す。これはCPUと同じようにクロック周波数を表し、当然数字が大きい方が速いことを表している。
現在主流のメモリはDDR SDRAMというタイプだが、表記の仕方はDDR266とかDDR400と、PC2100とかPC3200という2種類の表記がある。どちらかというとお店で見かけるのはPC2100という書き方が多い気はするが、SDRAMと違い、この2100は動作クロックを表しているわけではない。前者のDDR266というのはまさに動作クロックだが、PC2100と書いた場合、メモリモジュールとしてのデータ転送速度を表す。つまり、2100MB/秒と言うこと。しかしあんまり難しく考えずに、数字が大きければ速い。と考えてよい。
メモリも下位互換があるため、例えばマザーボードがPC2100対応だとしても、PC2700のメモリを取り付けることは可能で、その場合PC2100の速度で動作することになる。
CL
Cas Latencyの略。簡単に言うと、SDRAMにおいて、CPUのデータ要求に対して応答までにかかる時間
CL=3やCL=2があり、数字が小さいほど高速なメモリと考えて良い。しかしその差は若干であるため、あまり性能として重視する必要はない。
パリティ
メモリ上でデータのエラーを検出する機能。最近はパリティなしがほとんど。マザーボードがパリティありのメモリーを指定している場合はパリティありでないと使えない。そのようなマザーボードはほとんどないが。パリティありを指定していないマザーボードにパリティありを装着することは出来る。
SIMMとDIMM
72ピンのSIMMは現在ではほとんど使われていないが、2枚で1セットになる。つまり128MB搭載する場合は64MBが2枚必要になる。
それに対し現在主流のDIMMは一枚ずつの増設でよい。DIMMはノートに使われるSO-DIMMのSDRAM144ピンやデスクトップ用のSDRAMの168ピン、DDR2 SDRAMの240ピン、現在主流ののDDR3 SDRAMの240ピンなどがある。