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SSDの基礎知識

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SSDの役割

SSDは「Solid State Drive」の略で、ハードディスクと同様に扱える新しい記憶装置。
ハードディスクが物理的な磁気ディスクであるのに対し、SSDはフラッシュメモリを利用する。
そのため、シークタイムやサーチタイムなどが発生せず、読み書きが非常に高速である。
物理的なディスクではないためコンパクトで衝撃にも強く、モーターも必要無いため無音で消費電力も少ない
インターフェイスはハードディスクと同じS-ATAなので、完全にハードディスクの代替としての利用が可能である。

良い事ずくめのSSDのようだが、容量単位の単価はハードディスクよりはるかに高く、全体に容量の小さめの製品が多い。
また書き込み耐久性が低く、ハードディスクと比較しても書き込み可能回数が少ないため、寿命が短い。
しかしハードディスクのように物理駆動ではないため、物理的に壊れると言うことはなく、一概にハードディスクより寿命が短いとは言えない。通常用途であればそんなに頻繁に書き込みがあるわけでも無いので、実際はあまり寿命を気にする必要はない。
ただし、壊れるときはハードディスクのように前ぶれはなく、突然お亡くなりになる可能性があるので注意が必要。


Intel 330 Series 120GB

SSDとハーディスクの使い分け

SSDは読み書きが速いというメリットと、容量単位が高価であるというデメリットから、基本的にはOSをインストールするシステムディスクとして使用するのが賢い使い方。
SSDは読み込みが非常に速いので、OSインストールディスクとして使用すると起動やシャットダウンの速さは異次元。環境によっては数秒のレベルとなる。

あまり気にする必要もないが、システムディスクとして使用する場合でも、書き込み耐久性が低いということを気にする場合、頻繁に書き込みのありそうなデータの保存先はハードディスクにすると良い。例えばメールデータ保存先やページファイルの保存先など。

そしてユーザーデータの保存は大容量のハードディスクを併用し、データ保存用として利用するのが良い。

またSSDを使う場合はOSはWindows7以降を使うのが望ましい。
OSがSSDを自動認識し、ディスクの読み書きがSSDの特性に対して最適化されるため、SSDのメリットを最大限に引き出し、寿命も伸びる。

SSDの選び方

SSDの性能指標は読書速度くらい。
どちらかと言うとスペックには現れない信頼性の違いなどは各社製品ごとにあるため、口コミなどをチェックするのが良い。
メーカーとしてはIntelが最も無難だが、その他各社からも出ているため、評判を比較検討する。

SSD関連の基礎用語

セル
SSDはセルと呼ばれる記憶素子の集まりの装置で、このセルに対して電子データを保存する。
SLCとMLC
SSDの記憶方式には2種類がある。
一つはSLC(Single Level Cell)で、記憶素子であるセル一つに1bitのデータを保存する方式。読み書き速度が早く、寿命も比較的長いが高価。
もう一つがMLC(Multi Level Cell)で、一つのセルに2bitのデータを保存する方式。SLCに比べて読み書きは遅いが長寿命で安価。
PC用として出回っているSSDはほとんどが安価なMLCだが、最近は寿命も問題視するほど短くなくなってきている。基本的にSLCはサーバー用途という住み分けがなされてきている。SLCはPC用としては高すぎて手がでないというのが本当のところ。