マザーボードへのCPUの取付
■取付の概要
マザーボードをケースに組み込む前に、 マザーボードに取り付けられるパーツは付けておいた方が作業がやりやすい。まずはCPUから。
CPUはマザーボード上のCPUソケットに取り付けるが、まずソケット側のロックレバーを解除し、 CPUから出ているピンをソケットに差し込み、ロックレバーを固定するという、作業的には単純な物。
しかしCPUのピンは丈夫な物ではないので、 向きを間違えたまま強引に圧力をかけたり、 落としたりしただけで曲がってしまうので注意。 最近登場したLGA775ソケット仕様のCPUはピンが無く、そういったトラブルも起こりにくくなっているようである。
なお、今回の説明においては、CPUはソケット939仕様のAthlon64 3200+を、 マザーボードはMSIのK8N Neo4 Platinumを使用している。 CPUの種類によって多少の違いはあるが、だいたいは似たような物。
■作業手順
まずはCPUソケットのロックレバーを解除する。 このSocket939の場合は少し下方向に押し、外側へずらすと解除される仕組み。
これがCPUの裏側。たくさんのピンが付いているが、 その配列は前後左右対称ではなくソケットに取り付ける向きが決まっている。
写真ではわかりにくいが、よく見るとCPUとソケットの双方に位置合わせ用のマークが記してあるので、 それを合わせるようにして取り付ける。
向きを確認したらCPUをソケットに差し込む。
向きが正しければ何の抵抗もなく収まるはず。
もし少しでも浮いていたりしたら向きをよく確認。
ピンは非常に曲がりやすいので気をつける。
正しく取り付けたら固定用のレバーをおろす。
以上でCPUの取付は終了。
CPUクーラーの取付
続いてCPUクーラーを取り付ける。
写真はクーラーのヒートシンクの底面だが、この面をCPUのコアに密着させて熱を奪い、
冷却する。反対側にはファンが付いており、ヒートシンクを冷却している。
ちなみに真ん中に四角く色の違う部分があるが、これはグリス。
グリスは冷却効率を高めるために塗布するが、リテールクーラーには最初からこのように塗られている。
なので、新品状態で取り付ける場合はこの後のグリス塗布作業は不要。
クーラーを一度取り外して再度取り付ける場合や、
最初からグリスの塗られていないクーラーを使用する場合は
グリスを塗ってやる必要がある。
写真は市販のグリス。パーツショップで手に入る。
グリスをCPUの中央に米粒程度の量を盛る。
グリスはクーラーとCPUの接触面の目に見えない凹凸を埋める役割をするが、
それ自体はそれほど熱伝導性の高い物ではないので塗りすぎは逆効果。
逆に少なすぎると全面に行き渡らずこれも逆効果。
写真の量くらいを目安に。
指で塗り広げるようなことは不要。
そのようなことをするとムラが発生して冷却効率が落ちる。
真ん中に盛った状態でクーラーを押しつけることによってのばすのである。
クーラーを取り付ける。
Socket939の場合、リテンション(CPUクーラーの台座)にある2カ所のツメに
クーラーの固定金具を引っかけて固定する。
そのため向きがあるので注意。
クーラーをはめ込んだらこのように金属の固定金具を上から押し、リテンションのツメに引っかける。 片方は簡単に引っかかってくれる。
もう片方も同じように引っかけるわけだが、 これが相当に固い。壊れるかと思うくらいに押しつけなければ引っかからない。 指が痛ければ何か丈夫な物で押しつけるのも手。
無事に金具が引っかかったら、クーラー側面にあるレバーを倒して固定する。
最後にファンの電源コネクタをマザーボードに差し込む。 マザーボードにはCPUファン専用のコネクタが必ず存在する。
取付完了。

トップページ